死ぬ間際にやっていて良かったと思える事業か?
- 作者: マイケル・E.ガーバー,Michael E. Gerber,原田喜浩
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本
- 購入: 43人 クリック: 567回
- この商品を含むブログ (64件) を見る
人生一度きり。好きなことだけして生きていきたいとは誰もが思うことですけど、仕事にスコープしてみて、それが自分の死の間際にやっていて良かったと思える仕事かどうかという視点で考えると、僕は現時点では80点くらいかなあと思います、恥ずかしくはないですね。
残り20点は、もっと業績を良くしたい、規模を大きくしたいという点です。いや、現状で100点満点という満足はあり得ないと思うので良いのかもしれません。実は今の事業の他にもやってみたいことはちょこちょこあるのですが、それは興味本位に近いもので現実には今の本業を伸ばすことが本当にやり甲斐のあることだなと感じられるようになったのがつい最近のことです。
今やっている事業は所謂、小売・サービス業(現時点では詳細は伏せさせてください)なのですが、個人的にはやって当たり前だと思っていることが周りの同業者にはできていなくて、僕らはその点を起業当初から注視していて従来のやり方とは異なるアプローチも含めた事業運営をしてきました。非常に細かな管理会計手法もその1つです、上場企業など大手で競合は見当たりませんし、同業者で同レベルの運営管理をしているところは無さそうだなと感じています。
このやり方はそれなりに手間がかかり、小規模だと実施してもあまり意味を為さないかもしれませんが、ここにきてようやく企業規模も少し大きくなりスケールメリットも少しずつ享受できるようになってきました。経営者である僕の仕事はそのビジネスモデルを絶えず形を変えながらも作り続けることにあると思っています。
現場のことは現場管理者にほぼ任せきりですが、情報は全て共有できる仕組みにはなっていますので、全てを僕自身が100%把握する必要はありません、というより人に任せないと事業自体の成長が無くなるのでそれで良いはずだと考えています。現場からの情報をインプットした上でビジネスモデル構築を意識した舵取りを行うのが仕事です。
また、良い循環にする為には良い人材が必要ですが、ニワトリとタマゴの議論になってしまいますが、、、良い人材獲得には優良企業にならないと難しい、それを目指し、いつ死んでもやっていて良かったと思える事業にしたいものです。